お知らせ
お客様各位
いつもハヤト運輸をご利用いただきありがとうございます。
全国各地でハヤト運輸の社名を騙り、配達を装って個人情報を不当に聞き出す事案が相次いでいることをお知らせいたします。
ハヤト運輸では、ご住所が不明だったとき、代金引き換え商品をお届けするときにお客様にお電話をおかけする場合はございますが、決してお届け先以外のご住所・お電話番号をお聞きすることはございません。
従いまして、以下のような事例に該当する、または類する行為を当社の配達ドライバー・当社社員が行うことは一切ございません。
ご注意くださいますようお願い申し上げます。
- ハヤト運輸を名乗る男性から「○○さんはいませんか? 荷物がありますので本人を電話に出してください」と電話が入る。「本人はいません」と伝えると「本人から携帯電話に連絡させてください」と言ってきた。男性の携帯電話の番号を尋ねると「それは教えられない」とにべもなく断られ、連絡を取ることが出来ず、結局その後も荷物は届かない。
- 自宅に「ハヤト運輸です。お荷物が届いています。○○市○○の続きの住所を教えてください」と電話が入る。「荷物はどこから?」と尋ねても「受け取ってもらったらわかる」と言われた。それでもしつこく食い下がると「それが知りたければまずはお前の住所を教えろ」と交換条件を出された。結局その後も荷物は届かない。
- ハヤト運輸の社員を名乗る人から「荷物が届いている」と本人確認の電話が入る。ご依頼主様の名前を聞いたが、「分からない」と言われ、お問い合わせ伝票番号を聞いたら明らかに数字とは思われないような、まじないのような言葉を電話口でごにょごにょ言われ、それからというもの体調のすぐれない日が多い。結局その後も荷物は届かない。
- ハヤト運輸の名を騙って、小・中学校の同級生の住所・氏名を聞き出そうとする。「荷物の配達をするのにそのような情報が必要なのか」と尋ねると「実は私は小・中とあなたと同級だった○○です。二ヶ月後に中学のクラス会を開くために同級生の現住所を確認しています」と言われた。そういえばそんな名前の同級生がいたな、と思い出したので、知っている限りの同級生の名前と住所を教えた。しかしその後、二ヶ月が経ってもクラス会は開かれず、代わりに担任の先生の訃報を知らせるハガキが届いた。結局その後も荷物は届かずクラス会も開かれない。
- ハヤト運輸の配送センターを名乗る男性から「着払いで大量の荷物が届いている。犯罪の可能性もあるので協力して欲しい。ついては送り状に電話番号の入っていない人がいるので、クラスの人の番号を教えてもらえないか」との電話が入ったので、同級生の氏名と電話番号を教えた。後日、クラスの同級生宛に、白い粉の入った透明のビニール袋が荷物として配達された。さらに後日、クラスの同級生の数人が警察に逮捕された。警察から私に話を聞かせて欲しいと連絡があり、これから所轄の刑事さんが家に来る。結局その後も私の元に荷物は届かない。
- ハヤト運輸の社員を名乗る男性から「送り状の受領印のサインが読みづらいので確認したい。20代から30代の女性社員の方の名前を順に教えてもらえませんか?」との電話が入り、確認のためと言われて、フルネームと正確な年齢と容姿の概要を聞かれた。すっかり答えてしまってから、ふっと不審に思って、折り返し電話するので連絡先を教えてくださいと言ったら一方的に電話を切られた。それから程なくして、会社のあまり美人ではない女子社員数名が立て続けに結婚詐欺に遭った。
- 自宅宛に電話が入り「送り状が水に濡れて住所が読みづらいので確認したい。ついては、住所と携帯番号を教えて欲しい」との確認が入る。何度断ってもしつこく番号を聞いてくるので、不審に思って弊社営業所に確認したところ、弊社営業所でちょっとした小火騒ぎがあり、その鎮火の際にかけた水のために送り状が水に濡れてしまったのだろうとのことで、それならば、と住所と電話番号を教えた。結局その後も荷物は届かない。
- 会社宛に電話が入り、「ハヤト運輸です。○○(旧住所)宛に、ご実家の方から荷物が届いているのですが、現在の住所と携帯番号を確認させてください」と電話があり、住所・携帯番号を教えた。その後、荷物が届かず不審に思って実家に確認したところ、荷物は送っていなかった。しかし、実家に新住所を教えていなかったのは事実で、更に言えば実家と連絡を取ったのは四年ぶり、久しぶりに私の声を聞いた両親は感激のあまり電話口の向こうで感涙にむせんでいた。思えば両親も共に七十の坂を越しているのだ、と思ったら急に里心がついて、次のお盆には必ず帰省をするからと約束をした。次のお盆がいまから楽しみだ。
- ハヤト運輸を名乗る男性から「代金引き換え商品があります。2万3,450円をご用意しておいてください」と電話が入った。ところが生憎、宅内には8,500円しかなく、おまけに大晦日で銀行のATMは休止していた。コンビニに行ったらATMのシステムがメンテナンス中で、ここでもお金が引き出せない。結局お金を用意することが出来ず、荷物を持ってきたハヤト運輸を名乗る男性にその旨を告げると「それなら奥さん、カラダで払ってもらいましょうか」と悪い顔で言われ、でもその悪い顔にちょっとキュンと来たので言われるままにカラダで払っちゃいました。いまでも関係は続いています。てへぺろ(・ω<)
- ハヤト運輸を名乗る男性から「お荷物が届いています。○○市○○の続きの住所を教えてください」と電話が入り、言われる通りに教えた。荷物は届いたのだが、明らかに箱が開封されており、不審に思って中身を確認すると、お取り寄せスイーツのロールケーキの端が噛られていた。「これはいったいどういうことだ」と尋ねると配達ドライバーは「そんなことは知らない」と答えたが、その口元にべっとりと生クリームがついていた。
- ハヤト運輸の社員を名乗る男性から「もうこんな会社にはいられない。日も昇らぬうちから働かされて夜はきまってサービス残業だ。給料の遅配は当たり前でボーナス月には逆に月給が減らされる。上司からはことあるごとに怒鳴りつけられ、その恐怖の為、上司の声が聞こえるたびに失禁をする。気がつけばもう三ヶ月も家に帰っておらず、そのため一歳半になる娘は私の顔を忘れてしまった。もう嫌。もう嫌こんな生活」と泣きながら電話が入ったので、労働基準局の連絡先を教えた。
- ハヤト運輸の社名が記載された不在表がポストに入っていた。荷物が送られてくる心当たりは無かったが、不在表に書かれた携帯電話の番号に電話をかけると、佐山飛脚便のドライバーに繋がった。不在表について尋ねると「分からない」と言われた。不審に思って弊社営業所の電話番号をインターネットで調べて電話をかけてみると、またしても佐山飛脚便の営業所に繋がった。不在表について、佐山飛脚便の人に尋ねると「他社の荷物のためこちらでは分からない」と言われ、ついでに弊社営業所の連絡先を尋ねると、当然のごとく「こちらでは分からない」と言われた。結局その後も荷物は届かない。
- ハヤト運輸を名乗る男性から「運転している配達車で事故を起こしてしまった。これではお宅に荷物を届けることが出来ず、おまけに会社から車の修理代を請求されてしまう。このままでは身の破滅だ。助けると思って、いまから言う銀行口座に300万円を振り込んでほしい」と泣き声で言われた。あまりに切羽詰まった声だったので、これは大変と言われるままにお金を振り込んだ。結局その後も荷物は届かない。だが人助けをしたと思うと気分は晴れやかだ。
- ハヤト運輸を名乗る男性から電話。「娘は預かった。返して欲しければ、お札の番号が不揃いで、且つ新札ではない1万円札で800万円を用意して、黒のアタッシュケースに入れて△△町の太鼓橋の下に置け。警察に連絡したら娘の命はないと思え」と一方的に話され電話を切られた。不審に思って弊社営業所に確認したところ「その電話は確かに当社のドライバーからのものです。安心してお金を用意してください」と言われたのでその通りにした。おかげで無事に娘はわが家に戻り、先日、11歳の誕生日を迎え家族全員で祝った。娘は、ドライバーさんの対応は丁寧で、怖いことなどなかったと言っている。
- ハヤト運輸の社員を名乗る男性から「来来軒さん? レバニラ定食とタンメンとチャーシューメンとギョーザを三人前。大至急お願いね」と電話があり、疲れていた私はうっかりして、中華料理店でもないのにその注文を受けてしまった。受けてしまったものをいまさら断るわけにも行かず、となり町にある来来軒さんに走り、注文の品をテイクアウトし、その足で弊社営業所に持っていった。配達便に荷物を届けに上がったのは私ぐらいだろう。明日になったら器を下げにまた弊社営業所に伺うつもりだ。
- 昨今の報道に触れるにつけ、弊社の名を騙る詐欺行為の多さは異常としか考えられず、不審に思って弊社営業所に電話で問い合わせたところ、ハヤト運輸の社員を名乗る男性から「詐欺に遭いたくなければ何も信用するな。況んや弊社に於いておや」と言われ、金輪際、弊社のことを信用しないと決めた。その後、荷物は届かなくなったが、そのかわりに配達便詐欺に遭う危険性もなくなり、安心して毎日を過ごしている。個人情報の漏洩に対する最大の防御策は、如何なるサービスも利用しないことだと改めて感じた。